■診療時間:10:00~13:00 14:30~20:00
■土日~17:30 ■木~18:30 ■休診日:祝日
歯周病治療
Perio
歯周病とは
歯周病は歯肉炎をともなった歯周病軽度、中等度、重度の段階があります。
歯周病は画像のように主な原因として
1 歯周病菌の増加ー歯周病にさせる細菌の数が増えて歯周組織を破壊させていきます。
2 間違ったブラッシングや歯ぐきのケアより、歯周病菌、歯石が増加します
3 加齢により免疫力(唾液の量など)が低下し、歯周病菌が増加します。
4 生活習慣(定期的な歯ぐきケアやクリーニングなどの予防)をしない場合、歯周病が進行していきます。
歯周病菌や歯周組織の改善
それでは歯周病の原因である歯周病菌や歯周組織の改善を行う為には
1 定期的な専門家(歯科医院にて歯科医師や予防に従事している歯科衛生士)によるチェックをしてもらい、歯ぐきケアやクリーニングを行い、正しいハブラシ方法をみにつけてもらう。
2 患者様の状態にもよりますが、長期間歯科医院にてクリーニングなどをしてない場合歯石が歯周組織の奥深くまで沈着しています。それによって歯ぐきが引き締まらないので、表面的なクリーニングではなく、歯ぐきの奥にある歯石やプラークの除去を行います。専門的な歯周病の治療を行う事をお勧め致します。
3 各年齢や歯周病の軽度、中程度、重度にあわせた治療プランに従って予防をおこない、歯周病が進行しないように定期的に歯科医院にて予防をおこなってもらう。
4 患者さん自身にも生活習慣(一日のハブラシ時間、回数、間食の摂取、睡眠時間)などをできる限り改善していただき歯周組織も健康に保っていただく
健康な歯肉は上記の事をおこなうことにより上の画像のように引き締まってきます。
歯肉炎
歯肉と歯の間の境界線付近のプラークによる歯肉に限局された炎症で、プラーク性歯肉炎とよばれています。この炎症が深い歯周組織までいくと歯周炎(歯周病)とよばれます。
まずは正しいブラッシング方法を身につけていただき、1日のブラッシング回数を増やす(食後に必ずブラッシングをする)ことからしていただきます。
歯周病軽度
隣同士の歯とそれを挟む骨とで囲まれた三角形のゾーンの大きさをいかに大きくさせないかが今後の歯周病の進行に関係します。
このゾーンにいつまでもプラークや歯石が停滞していると慢性的な歯周病へと進行していきます。
歯周病中等度
このステージに入ると歯周病軽度の段階と比べると見た目はあまり変わりませんが、レントゲン画像については歯周病軽度と比べて隣同士の歯とそれを挟む骨とで囲まれた三角形のゾーンが大きくなっております。
見た目にも歯と歯の間の隙間が大きくなってきているのがハブラシしながらでも実感できるほどになってきます。
歯周病重度
この段階に入ると抜歯する時期までどれくらい歯をうまくもたせてあげれるか、どの時期にうまくタイミングよく歯を抜歯して次の治療へ移行していくか等を考えていかなければいけません。
あまり抜く時期を極端に遅らせると本来抜かなくてもいい歯まで抜歯をしなければいけなくなる事ありす。
歯周治療
多量の歯石がある場合は歯ぐきケアを行い、歯肉の炎症が引いてきた後歯石を除去して、さらに歯ぐきケアを行いより、理想的な引き締まった歯ぐきにしていきます。
1 歯周組織の検査を行います。歯ぐきがどれだけ健康な状態かを歯周ポケットと呼ばれる歯と歯ぐきの間の溝を検査していきます。
2 レントゲンにより歯槽骨の状態を調べます。自分の歯を支えている歯槽骨と呼ばれる骨の状態により歯周病の軽度、中等度、重度などのどの状態に属するか、また歯ぐきの中の歯石の沈着が骨のところまで深く沈着していないかなどチェックしていきます。
3 生活習慣や正しいブラッシングのやり方やその患者さんにあったハブラシの選択、そして歯ぐきケアのやり方を指導させていただきます。
4 歯石除去、歯面クリーニング、歯ぐきケアを行っていきます。
5 歯ぐきの中にまで歯石がある場合は痛みの負担がないように麻酔をしてから治療をしていきます。
6 さらに歯周病の進行度によっては歯周外科と呼ばれるより専門的な歯周治療を行う事もあります。
7 歯周治療後にその患者さんにあった予防メンテナンスプランを提供させていただき、